設置場所や配線処理の自由度が高く、発電効率や見た目の面で大きなメリットがある、新築時の太陽光発電システムの導入。マイホームはただでさえ大きな買い物なので、少しでも費用を抑えられたらうれしいですよね。ご紹介する「現金一括で支払う」「ソーラーローンを利用する」「住宅ローンに組み込む」の3つの中から、あなたに最適な方法を考えていきましょう。

分かれ道は、200万円プラスで準備できるかどうか

一般的な住宅に太陽光発電システムを導入する際の費用は、平均すると200万円ほどと言われています。住宅の建築費用にプラスして、200万円を支払う余裕がある方はこちらを、支払額を小さくしたい方はこちらからお読みください。

現金一括で支払う

説明するまでもありませんが、金利がかからず最も支払い額が小さくなる方法は現金一括払いです。建築費用を支払ってなお資金に余裕があるのであれば、現金一括払いがベストな方法です。

ソーラーローンを利用する

導入時の支払い額を抑えたい方向けの方法1つ目は、太陽光発電システムに特化したソーラーローンを利用するというもの。とはいえ、「頭金はいくらにすればいいのか」「借入期間は何年が最適なのか」など、いろいろ迷ってしまいますよね。そんなときは、10年で返済しきることを目標に一旦プランを作成し、その後ご都合に合わせて調整を行うなど検討してみるとよいでしょう。電気の買取価格は年々下がってきていて、いずれ自家消費をした方がお得になると言われています。しかし、導入時の買取価格が補償されていれる「固定買取制度」を利用すれば、10年間は同じ価格で電気を買い取ってもらうことができるのです。

10kW未満太陽光の買取価格の推移

引用:経済産業省 総合資源エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会 再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会(第1回)配布資料「資料4 住宅用太陽光発電に係る2019年以降のFIT買取期間終了を契機とした対応について」より

ソーラーローンは固定金利を採用しています。最長15年というローンもあり、期間を長くすれば1回あたりの返済金額は小さくて済みますが、長期的に見るとコストメリットが小さくなるためオススメはできません。返済期間はなるべく短く設定するとよいでしょう。

住宅ローンに組み込む

導入時の支払い額を抑えたい方向けの方法2つ目は、住宅ローンに組み込むというもの。ご自宅の建築と同時に太陽光発電システムを設置することで、1つの住宅ローンで建築費用と太陽光発電システムの導入費用を賄うことが可能になるのです。金利を比較し、ソーラーローンよりも住宅ローンの方が小さければ、住宅ローンに組み込む方がお得ということになります。

まとめ

太陽光発電システムの導入は、現金での一括払いが絶対的にお得な方法です。そうは言っても、建築費用にプラスして資金を準備するのは、なかなか大変ですよね。今のあなたの状況と、長期的なコストメリットのバランスを考え、無理なくお得な方法を選択するのがよいでしょう。