「太陽光発電のメリット」と聞くと、「環境に優しい」「光熱費がお得になる」など、漠然としたイメージを持っている人も多いのでは。確かにそれも正解です。でも、太陽光発電のメリットはそれだけではありません。このページでは、実際にどれほど環境や家計に優しいのか?また、意外と知られていない太陽光発電の「いいところ」を、「6つのメリット」にまとめてご紹介します。

メリット① 年間最大80%減!? ※光熱費を大幅カット

太陽光発電の魅力は、何と言っても毎月の光熱費を節約できること。ご家庭の電力使用状況に応じた料金プランと、太陽光発電、オール電化、蓄電池などのシステムを上手く組み合わせれば大幅な光熱費の削減が期待できます。

※ご家庭の条件によります。

ご家庭によっては、設置前と比べて年間の光熱費が約80%も抑えられることも。これだけ節約ができれば、お財布には嬉しいですよね。
こちらでは実際に太陽光発電システムを導入した家庭がどれだけ経済的メリットを得ることができているのか、いくつかのケースを紹介します。

メリット② 余った電気は貯めたり売ったりできる

日中仕事などで家を留守にする場合、主に電気を使用するのは夕方以降という家庭も多いはず。「せっかく昼間に発電できたとしても、電気が余ってしまったらもったいないのでは?」とお考えの方もご安心ください。昼間に発電して余った電気は蓄電池に貯めることで発電しない時間帯で使うことも可能。さらに電力会社に売ること(=売電)もできます。しかも、売電には、面倒な手続きや作業は一切不要。毎月、電力会社から売れた分の電気代がお客様の口座に入金されます。

太陽光で発電ができない夜間は買電することになりますが、夜間の電気代を安くする各電力プランを上手に利用すれば、電気代も抑えられます。「買う」電気代を抑えながら、「売る」電気代を増やす。賢く電気と付き合えば、嬉しい収入が生まれるかもしれません。

一日の発電電力量と消費電力量


時間帯別電灯契約とは?

電気使用量を昼間・夜間と分けて計算する電気料金システムのこと。通常料金と比較すると、昼間は割高(30%アップ)、夜間は割安(70%オフ)になります。

※ 東京電力「おトクなナイト8」利用の場合

メリット③ 電力使用量の「見える化」で、家族に根付く省エネ意識

太陽光発電を導入したお客様の多くが口を揃えて語ることがありますが、何だと思いますか?それは「家族の中で、省エネに対する意識が高まりました」という声。その理由の一つが、「カラー電力モニタ」です。特徴は、月々の電力使用量の目標と使用状況が視覚的に分かること。「今月はこれだけ節約できた」「来月はもう少し節約しなきゃ」など家族の中で電気の話題が自然と増え、自然と省エネ意識が芽生えやすくなります。

カラーモニタのイメージ

メリット④ 災害時にも使える、安心の「自立発電」

地震や台風……日本は災害が多い国。「停電で突然電気が使えなくなった」という状況になったら不安ですよね。災害で発電所や送電線などに被害が起きた時でも、太陽光発電の設備さえ無事なら安心。専用のコンセントに電気製品を差し込めば、自家発電した電気を使ってラジオやテレビ、携帯電話の充電などを行うことができます。また蓄電池を合わせて利用すると太陽の出ていない時間帯や、台風など天気が悪い時の停電時もカバーすることが出来るので、普段の暮らしはもちろん、もしもの時の備えになるので安心です。

メリット⑤ 太陽電池モジュールがもたらす断熱効果

太陽光の熱を電気に変換してくれる太陽電池モジュール。実は、その他にも意外と知られていないメリットがあるんです。それは物理的な断熱効果。屋根の上に設置することで、屋根表面の温度が保たれ、夏は熱を吸収しにくく、冬は室内の暖気を逃しにくくなります。室内の温度を快適に保つことができれば、空調の使用も抑えられ、さらなる節電につなげることもできるんです。実際に太陽電池モジュールを設置したご家庭からは「2階の体感温度が変わった!」というお声をいただくケースも少なくありません。

季節 屋根表面温度※
屋根材はカラーベスト
野地天板表面温度 温度差
設置前 設置後
夏季 70℃ 49.32℃ 38.40℃ -10.92℃
冬季 -5℃ 8.12℃ 13.35℃ +5.23℃

新エネ財団HPより((株)ポラス暮らし科学研究所調べ) ※太陽光電池モジュール表面温度

メリット⑥ 蓄電池と組み合わせてメリットを最大化!

光熱費の節約や災害時の自立発電など、様々なメリットがある太陽光発電ですが、そのポテンシャルを最大化させるものが蓄電池です。メリット②や④にも書いた通り、太陽光で発電した電気を蓄電池に貯めれば、太陽が出ていない夜間でも電気を使えるだけでなく、停電時のバックアップ電源として使用することもできます。懸念点を挙げるとすると、機種によっては100万円前後の初期費用がかかること。また、経年により僅かずつではありますが、蓄電容量が減っていくといったデメリットもあります。導入を検討する際は、これらのメリット・デメリット双方を理解しておくことが大切です。

停電時の給電イメージ(昼間の場合)

ちなみにこの蓄電池の使い方は、電気自動車(EV)に貯めた電気を住宅用に使う仕組み「V2H」でも同じ効果が期待できます。気になる方は「 電気自動車を電源に?便利でお得な「V2H」とは?」をご覧ください。

まとめ

エコで、お得で、安心で、快適……太陽光発電が持つ様々なメリット。もっと詳しく知りたい!と思った方は下記の窓口からお気軽にお問い合わせください。