環境のために、地域のために、できることがしたい

太陽光発電設置:2016年12月
メーカー:パナソニック 容量:5.2kW

蓄電池設置:2016年12月
メーカー:パナソニック 容量:5.6kWh

エコキュート設置:2016年12月
メーカー:パナソニック

インタビュー

太陽光発電・蓄電池を導入したきっかけはなんですか?


もともと環境貢献がしたいと思っていたので太陽光発電には興味がありました。
ある程度費用はかかるけれど経済メリットというよりは「環境のためにできることがしたい」と強く思ったので導入を決めました。
また、一緒に住む母が東日本大震災のときに福島にいて、住んでいた地域は停電はしなかったものの水道が止まり、母の家は地下水を利用していたためご近所の方々にお風呂や洗濯機を貸すことができた話を聞いていたので、災害時に自分たちも地域に何かできるよう、夜間でも電気が使える蓄電池と、いざというとき生活用水が使えるエコキュートも同時に導入しました。
最近は太陽光発電を経済メリット目的で導入する人が多く、地球環境への貢献を目的にして導入する人は少なくなりました、と日本エコシステムの担当さんには言われました。(笑)
その担当さんが人柄がよく、丁寧にきちんと対応していただいて、要望もきちんと聞いて下さり、お話も説明もしっかりしていただいて、感謝してます。
太陽光発電にもともと興味があったので、工事の時はすごく楽しくて、パネルの大きさを身近でみておおきい!と思い、写真を撮らせてもらいました。

寝室に設置された蓄電池

災害時も想定して導入されたエコキュート

経済効果やご家族の意識など、暮らしに変化はありましたか?


発電量や買電量がわかるモニターをよくみて、電気を消したり節電するようになったり。
ドライヤーはこんなにかかるんだなと消費電力が目に見えてわかるので自然と節電意識がつきました。
設置前と比較すると、もともとガス代が高かったので、お風呂をガスから電気(エコキュート)に変えることで、かなり光熱費がおされられました。
なにより購入している電気が減って、夏場はほとんど買わないで生活できる日があったりしました。
自給自足に近い形の、地球環境に配慮した生活ができて満足しています。

導入による光熱費の変化(年間光熱費の月平均)

設置後、停電にあわれたときの様子を教えてください。


台風のときに、家の前にある桜並木の枝が折れて電線に倒れ掛かったようで、夜1時間くらい停電しました。
蓄電池の電気が使えるよう設定していたリビングに家族全員がいて、電気のネットワークが一瞬パチッときれて、ブーンと電気がまたすぐに戻りました。
今思えば、復電で自立運転に切り替わった音だったのだと思います。自動で自立運転に切り替わり、一瞬だけ電気が途切れただけだったので、停電だとは気づかず、消防車がきて、窓の外を見たら周りの家が暗く、それで「停電だ」と気づいたくらいでした。
当時は照明と冷蔵庫とテレビを使用して、夜でしたし子どももいるので、明かりがつかえたのは安心できました。ご近所の方は、1時間の停電でもとても不便だったと言っていたので、助かりました。

停電を経験されて以降、気を付けていること、備えていることはありますか?


母が東日本大震災で福島にいた経験もあるので、家族全員防災意識はもっていて、色々備えて対策しています。

K様ご家族の防災対策

  • 昼と夜の停電対策に、太陽光発電と蓄電池
  • 断水対策に、飲料水を保管、生活用水はエコキュート
  • 夜の地震対策に、枕元に家族分の防災用シューズ(古い靴)を常備
  • 夜の停電対策に、各部屋とトイレ・洗面所にも、懐中電灯と電池を設置
  • 備蓄として食糧などもストックし、防災の日には持ち出しリュックの中身もチェック・メンテナンス

蓄電池と枕元に置いている防災用シューズ

これから太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方へ一言お願いいたします。


今の温暖化の環境のためにも、多くの人が太陽光発電と蓄電池も導入して、エネルギーを分散して蓄積する、できることを少しずつ、そんなふうな社会になるといいなと思います。
いざというときに蓄電池やエコキュートは自分の家庭も助かりますし、地域の方々にも貢献できるのでお勧めです。
一緒に住む母も東日本大震災のときにご近所の方々と貸したり分け合ったりしていたので、この家でも同じように、何かあったときに地域貢献して、人のつながりを大事にしたいなと思っています。


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