太陽光発電のHOME > 太陽光発電を知りたい > 知っておきたい費用の鉄則 > 鉄則2 費用の仕組みを知ろう!
110万円のシステムよりも、165万円のシステムの方がお得になる場合もある
太陽光発電の価格は非常に分かりづらいと言われています。なぜかというと、太陽光発電システムはオーダーメイドだからです。
お屋根の条件にもよりますが、100万円でも200万円でも、ご予算に合わせて設計ができます。ですので、家や家電のように「○○万円」と価格を言い切る事はできないのです。
時として、165万円のシステムの方が、110万円のシステムよりお得になる場合もあります。「なぜか?」その理由を知るために、「太陽光発電の費用の仕組み」を学んでいきましょう。
設置の費用は「太陽光パネルの費用」だけではありません
初めて太陽光発電を知ったお客様から、「かかる費用は、屋根に載せる太陽光パネルの費用だけではないの?」という質問を良く頂きます。
しかし、実際にかかってくるのは機器の費用だけではありません。設置に関わる費用は、「機器費(モジュールやパワーコンディショナーなど)」以外に、「設置工事費」、「補助金の申請手続きやアフターフォローなどの諸費用」をトータルした費用となります。
安いから良いとは限らない!
各業者のサービス内容の「メリット・デメリット」を考慮して検討しよう!
業者により特に金額に差が出やすいのは「工事費」と「諸費用」。各業者により、提供する技術や設計、アフターフォローの内容が異なります。 例えば、「工事費」や「諸費用」の安い業者では「設置費用が安い代わりに工事は最低限の部材で行う、アフターフォローは少ない」であったり、高い会社では「長期間の使用を見据えて、品質の高い部材を使う、アフターフォロー体制や保証制度がある」など付加価値を提供する会社もあります。
各業者に特徴がありますので、「何を重視するか?」を決めた上で判断されることをお勧めします。
太陽光発電の「安い」「高い」をどうやって判断すればいいの?
太陽光発電はオーダーメイドのシステム機器。各家庭の屋根の形状や材質、条件に合わせて設計するため、費用の見方が大変難しいと言われています。
今回は、太陽光発電の費用を見るためのポイントをご紹介します。
最近良く広告で見られるのは「太陽光パネル○○製 激安 100万円」というものです。このような場合、一見安く見えますが、実際にはパネルのみの価格であったり、正式に見積りを取ると工事費含めて大幅に金額が増えるというケースが多くみられます。
費用を見るときには、必ず「機器費」「工事費」「諸費用」の合計であるかを必ず確認しましょう。
費用を見るときに大切なのは、「その価格・プランでどの位発電できるか?」という所です。
例えば、同じ屋根の条件で「2kW 110万円」と「3KW 165万円」という2種類の見積りがあったとします。
その場合、「2kW 110万円」の方がお得なのでしょうか?
確かに、初期費用は「2kW 110万円」の方がお得です。
しかし、同じ屋根の条件で詳細なシミュレーションを出してみた場合、「3kW 165万円」の方が発電量は多くなり、毎月の電気代は安くなります。
また、今は新買取制度により売電価格が42円※のため、大きなシステムでたくさん発電・売電することで、初期費用の投資回収期間が短くなる場合もあるのです。
費用を見るときには初期費用だけではなく、以下の3点を考慮して検討すると良いでしょう。
【1】 どの位発電できるのか?
【2】 毎月の電気代と売電収入はどの位になるのか?
【3】 ローンとのバランスは?投資回収期間はどの位になるのか?
※設置条件により適用にならない場合があります。
値段だけにまどわされないよう注意!
近年太陽光発電の業者が増加し、「激安!太陽光発電」と安さをアピールする広告を多く見かけるようになりました。ですが、実際には「話を聞いてみたら安くなかった」「当初の説明ほど発電しなかった」「設置後のアフターフォローがない」などクレームが増えているようです。
後悔しないためにも、「太陽光発電の広告」を見たときには、必ず「価格には何が含まれているか?」「その価格でどの位発電できるか?」この2点の確認は忘れないようにしましょう。
効率の良いシステムには、屋根に合わせた「メーカー選びや設計」が重要
屋根の環境や材質によって、最適なメーカーや工事の仕様も異なり、設置費用や経済効果も大きな差がでてきます。検討時には、必ず専門家に屋根を見てもらった上でシミュレーションをしてもらい、「どのメーカーが最適か?」「どんな工法が良いのか?」を検討することが重要です。
屋根を見ずに、「見積りと発電シミュレーション」を出す業者には、要注意!
太陽光発電のイベントや訪問営業で、実際の屋根を確認せずにお見積りを出す業者さんが増えているそうです。
実際、詳細なお見積りと発電シミュレーションを作成するには、ご自宅の屋根の図面や月々の光熱費などの調査が必要です。
そのような調査をせず作成した見積りは、実際の費用対効果とズレが生じるため、注意が必要です。
太陽光発電の設置は、「初期コスト」と「費用対効果」のバランスで検討しましょう
太陽光発電は設置して終わりではなく、発電して経済メリットが得られるシステムなので価格の考え方がイメージしづらい方も多いようです。
検討をする際には、「初期コスト」だけではなく「毎月の電気代」や「売電額」「ローンの支払い」のバランスを見た上で判断されると良いでしょう。
太陽光発電協会(JPEA)広報部会副部会長
日本エコシステム 公共・産業営業部 副部長 小島 盛利
次ページでは、活用することでお得に設置ができる「国や自治体の助成制度」についてご紹介します。