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コジさんのエコな日々

コジさんのエココラム

2010年11月01日(月)

エコロジスト対談/第1回:「太陽生活ドットコム」編集長小川誉久さん編voL1

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コジさんエコロジスト対談/第1回:「太陽生活ドットコム」編集長小川誉久さん編

今回から「太陽光発電」と「花」を愛するエコロジースペシャリストのコジさんが、世の中の「自然エネルギー活用の普及」や「エコロジー活動を推進する方々」を紹介します。

第1回目は、太陽光発電システムを上手に活用して、地球にやさしい生活を実践しようとする人のためのインターネット情報サイト「太陽生活ドットコム」を運営する小川様をお迎えしての対談です。日本から世界への展開も視野に入れた、環境ビジネスの未来を語っていただきました。

「太陽生活ドットコム」編集長 小川誉久さん
小川:
「消費者と産業が全体で発展し、環境ビジネスを世界に浸透させていく、その震源地になれたら」という思いで「太陽生活ドットコム」を運営しています。
【小川誉久さんプロフィール】
「太陽生活ドットコム」編集長
コンピュータープログラマーを3年経験後、出版社へ転職。約10年間、技術者向けの雑誌「スーパーアスキー」の編集を手がけ独立。10年前に「デジタルアドバンテージ」を設立。コンピューターの技術者向けの情報をWEBを中心に発信している。
太陽生活ドットコム 太陽生活ドットコム」のご紹介
太陽生活ドットコムは、太陽光発電システムを上手に購入し、これを活用して、地球にやさしい生活を実践しようとする人のためのインターネット情報サイトです。
コジ
小川様の経歴を簡単におしえていただけますか?
小川

現在は、2009年の7月に公開した、太陽光発電の「太陽生活ドットコム」という消費者向けのポータルサイトを運営しています。

もともと僕は、コンピューターのプログラミングを3年間経験し、その後、出版社に転職、「スーパーアスキー」というコンピューター雑誌を約10年間、とくに技術者向けの雑誌を作っていました。その後、 10年前に独立し、今の「デジタルアドバンテージ」という会社を設立しました。それ以後は、コンピューターの技術者向けの情報をWEBを中心に発信しています。

いわゆるITをずっとやってきたんですが、ITというのはある意味一巡し成熟したというか、「ITが急成長した時代」というのは過去のものになってきており、われわれとしても、次の成長の糧を見つけようと始めたのが、この「太陽生活ドットコム」です。

コジ
ITという分野と環境という分野では、ずいぶんと違うような気がするのですが、太陽光発電のサイトを始められたきっかけを教えて下さい。
小川

34年前にドイツ、スペインあたりで、大規模な太陽光発電の発電所が多く建設された時がありましたよね。その時に太陽光発電向けのウエハーを製造する会社をやっている、大学時代の親友から声をかけられまして。

その時期に需要が急増することで太陽光発電ビジネスが急拡大し、仕事を手伝うことになったんです。金額も規模も大きいんですが、とにかく作るそばから売れる、作る前から売れる、できたらできただけもってこいという感じでしたね。「これはすごい市場だな!」と感じました。

自分はずっとメディアの仕事に就いていたので、メディアと太陽光発電との接点を、それ以来ずっと考えていました。
ですが4年前というと、日本では住宅の太陽光発電市場が冷え込んでた時期でもありました。

コジ
そうですね、補助金がいったん廃止になった時期に重なりますね。
小川

そういう時でしたので、メディアの発信先は業界向けにしようかと思っていましたね。マスメディアというのは多くの人に読んでもらってこそのものですので、本当は消費者向けにやりたい、と思っていたんですが、足元の市場はなかなか厳しい状態でした。

なので「今始めても難しいかな…」と思っていたところに、補助金が復活し急激に注目が高まり、実際に物も動くようになってきました。そこでいよいよ消費者向けに太陽光発電という内容で、WEBサイトで何かできることはないかとスタートしたわけです。

コジ
4年前というと、補助金が始まるちょっと前あたりですね。
小川
この頃は、太陽光発電パネルがドイツ、スペインで飛ぶように売れ、それによってシリコンが不足し、シリコンの価格がものすごい勢いで高騰しました。
その時の勢いはすさまじいものがありましたね。
コジさん
コジ:
太陽光発電があれば売れるというよりは、売り方をどうするか、お客さまにどうやって情報を伝えていくかということが大事かなと。
コジ

どんどん売れるのを目の当たりにして、太陽光発電のポテンシャルというものをというものを実感されたのですね。日本の太陽光発電も、今でこそやっと盛り上がってきましたが、作れば作っただけ売れるというところまではきていません。

電池があれば売れるというよりは、売り方をどうするか、お客さまにどうやって情報を伝えていくか、ということが大事だと考えています。

さて、今実際に運営されている「太陽生活ドットコム」ですが、コンセプトや今後の展望など教えていただけますか?

小川

ノーベル化学賞の受賞という、大変うれしいニュースがありましたね。日本にはこんなに偉大な科学者がいて、偉大な技術があるのに、それをノーベル賞受賞で初めて日本人が知る。これはある意味悲しい状況です。
そんな人がいること、そんな技術が日本にあること、「社会に役に立ってるんだ」ということを、もっと多くの人が知るべきですよね。

資源のない日本は、技術立国としてやっていくしかないと思います。私も理科系でエンジニアだったこともあり実感していますが、日本には、せっかく技術も知恵もあるのに、それらがうまくかみあっていないんですよ。

コジ
その技術やアイディアを、多くの人に知ってもらう場をつくりたいとお考えなのでしょうか?
小川

日本はこれからエネルギー問題に直面します。もちろん、食糧問題、エネルギー問題というのは人類が抱えている根本的な問題だと思います。

日本で40年ほど前から言われ続けている「太陽光発電30年計画」というのがあります。当時は価格が高くて実用は難しいとみられていましたが、やっと今ここ10年くらいで普及し売れてきたな、という実感がでてきました。
しかし、その矢先にドイツや中国に市場を持っていかれている、という残念な状況であるのも事実です。太陽光発電、ソーラーパネルにおいては日本のシェアはどんどん下がっています。

ただ、これからはパネルだけが売れればいいのかというとそうではありません。これからエネルギー問題というのは、もっと深刻に複雑になっていくでしょう。例えば、自動車はハイブリッドから次はプラグインで充電をする、その先には電気自動車というように変化していきます。

コジ
エネルギーは形を変えていく、ということでしょうか?
小川

現在は、電気が比較的安く提供されているので、使いたいときに使えます。
しかし中国のレアアース問題で表面化したように、資源獲得競争というものが世界中でし烈になってくるでしょう。地球上の約60億人、すべてが豊かになればいいのですが、全員が現在の日本人のような生活をするのはまず不可能でしょう。

なぜ不可能かというと、食料問題とエネルギー問題で、残念ながら彼らが十分に使うだけの食糧もエネルギーもないからです。しかしその一方で、中国やインドなどではどんどん生活力が上がり、エネルギー需要が増え続けています。

日本に資源がたくさんあればいいのですがそうではない。取り合いになったときに、当然価格が上がります。電気を気にせずに使える時代が、これからも続く保証はありません。そこで注目されるのが、自然エネルギー、太陽光発電です。
太陽光発電に関して言えば、今はまだ生活に余裕のある世帯に、主に普及しているような状況です。今後予想される資源不足とその争奪によって、電気代が2倍3倍になったとしたらどうでしょう?生活すら困難になるのではないでしょうか?

今は、太陽光発電は条件が良ければ、一年を通してゼロエネルギーを実現できるほどのレベルになってきています。将来高騰するかもしれないその電気代にかわるだけの能力が今の太陽光発電にはあると僕は思っています。

これからの5年、10年はおそらく世の中がガラリとかわることでしょう。その変化の中で日本がどう対応していくかが重要でしょうね。日本には太陽光発電の技術や家電製品、自動車、インフラ、全部ひととおり揃っていると思うんですよね。それにも関わらず、残念ながら車は車、家は家、ソーラーはソーラーで、というように連携されていないのです。これからはそうではなく、それを一体化して、産業として発展させていくことが必要です。
そして、その中心にいるのは消費者で、その必要性をある程度きちんと理解して、自分の生活の中で選択していくことができる。そういう市場が日本にあるというのが僕は非常に大事だと思うんですよね。

消費者も賢くなる、産業も賢くなる。
消費者と産業が、全体で発展していって、「環境ビジネス」を世界に浸透させていくという、そういう震源地になれたらいいな、という思いで「太陽生活ドットコム」を運営しています。

コジ

日本の太陽光発電マーケットの一番の特徴は、ほとんどが個人の住宅向けという点です。個人の方が、自分たちのエネルギーを自分で選ぶ、という時代になってきました。しかしまだまだ、太陽光発電を提供する側と買う側には、情報も含めギャップがあるのかもしれませんね。

例えば、車なら皆さんある程度、知識や共通認識がありますが、太陽光発電はまだ新しい製品です。そのあたりのギャップをうめていきたいということでしょうか。今後の御社さまの活躍に期待したいですね。

「太陽生活ドットコム」編集長 小川誉久さん&コジさん

次回は太陽光発電そのものについて、もうすこし詳しくお話をお聞きする予定です。

<次回予告>
第1回:小川誉久さん編voL2
「太陽光発電について」

次回をこうご期待!

投稿時刻 9:09 | 個別ページコメント(0)トラックバック(0)
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