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コジさんのエコな日々

コジさんのエココラム

2010年08月30日(月)

気になるエコアイテム 「エコ自転車編」

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今年の夏は例年にない猛暑でしたね。まだまだ残暑厳しいものの、時おり秋の風を感じられる季節になりました。

さて、最近、自転車通勤が静かなブームです。2年前のガソリン高騰をきっかけに注目され、2008年12月1日の道路交通法改正で電動アシスト自転車のアシスト比率が引き上げられ、より便利になりました。

今回は最新の自転車事情など、自転車の魅力についてお話ししようと思います。

 

● 自転車でエコに節約

自転車が車に比べて体にも環境にもいいのはもちろんですが、車をやめて自転車にかえたところでその効果はどれくらいなんだろうと考えたことはありませんか?

例えば今まで車で通勤していた10km程度の距離を自転車に切り替えると、月に20日の通勤×往復20km、それを一年続けると×12カ月で4,800kmになります。燃費を10km/Lとして計算すると、ガソリン代によって左右されますがガソリンを128円/L程度として年間で6万円前後も節約になります。

ガソリンを1L燃やすと約2.3kgのCO2を排出するので、1年で480L×2.3gで、1,104kgのCO2削減になります。
でも、最初から完全な自転車通勤を始めようとがんばりすぎるとなかなか続きません。そんなときにおすすめなのが次に紹介する「エコサイクルマイレージ」です。

 

● エコサイクル・マイレージ

今日走った分が、どれほどのCO2削減効果になるのか、どれほどのカロリー消費をしたのかを実際に数字で見るといっそう励みになります。それが簡単にわかるのが、こちらのホームページ「エコサイクル・マイレージ」です。

走った距離と時間を書き込むだけで、同じ距離を自動車でガソリンを燃やして移動した場合のCO2排出量と運動による消費カロリーを示してくれます。まずは、近所のサイクリングから。買い物や駅までの走行距離も積み重ねると結構な距離になり、数字を増やしていくのが楽しくなります。
今では5,000人以上が参加していて、みなさん楽しみながら走行距離を報告しあっているようです。

 

● 東京都世田谷区のソーラー駐輪場

自転車で街へでると、都内などでは駐輪場の混雑や路上駐輪などが目につきます。とめる場所に困るようでは自転車も億劫になってしまいますよね。

東京都世田谷区には太陽光発電を利用した駐輪場があります。ここでは屋根に36枚の太陽電池パネル(三洋電機製)を設置し、駐輪場の照明はもとより、レンタサイクル用の電動アシスト自転車の充電にも利用しています。

レンタサイクル用の自転車は三洋電機のエネループバイクで、下り坂やブレーキ減速時に発電・補充電できるループチャージという機能を備えたエコタイプのハイブリッドアシスト自転車です。
レンタル料金は午前7時から午後7時までで300円。コミュニティサイクルとして桜上水・経堂駅前・桜新町の3か所どこでも貸出・返却ができるので通勤通学の他、世田谷美術館や馬事公苑、多摩川沿いのサイクリングなどに区内外から利用する人が増えています。 チャイルドシート付きの自転車もあり、子連れのおでかけにも人気となっています。

駐輪場で発電された電気は、大容量のリチウムイオン電池に蓄えられて、雨天が続いて発電できない時や、災害時や停電時の非常用電源としても利用できるそうです。電動アシスト自転車は、坂道の多い道や荷物の多いときなどとても快適ですが、自動車などに比べれば消費エネルギーは少ないものの駆動に電気が必要です。しかし、このシステムを利用するのであれば消費電力分もクリーンエネルギーでまかなうことができます。

クリーンエネルギーを利用した自転車、さらにコミュニティレンタサイクルで一台の自転車を多くの人と共有して利用するシステムが一般化すれば、駐輪スペースもすっきりし、自転車の不法投棄も減るのではないでしょうか。

 

● レンタサイクル事情

近年、都市部を中心にレンタサイクルが広まっています。放置自転車の追放や駅前の違法駐輪をなくすのを目的に始まったものや、観光・集客を目的としたものなどさまざまです。そしてなんといっても自転車は環境にやさしい乗り物として温暖化対策としても見直されていることもあり、国や自治体もレンタサイクルの導入に積極的になってきました。

今年は環境省と千代田区がJTB首都圏に委託し大手町~丸の内~有楽町エリアで実験的に複数の営業所で自由に乗り降りできる、いわゆる乗り捨て型のコミュニティサイクルを広めるイベントが実施され話題になりました。

都市圏では、法人利用も視野に入れているということで、これまでタクシー利用や1駅でも地下鉄に乗っていたという仕事上のちょっとした移動にも活躍しそうです。
しかし、レンタサイクルは日本ではまだまだ一般的ではなく身近な存在になっているとは言えないのが現状です。貸出・返却の場所が少ないこと、区域が限られていることなどで利用に制限があることも原因の一つでしょう。

東京などは区ごとでなく23区フリーパスのような制度で区をまたいでも何か所も乗り降りできる場所があるといいのにと思いますね。
一方、海外ではレンタサイクルの普及に大成功している都市もありますので紹介します。

 

● 海外のレンタサイクル

【 パリ「ヴェリブ」 】
フランスでは、自動車の渋滞による公害が問題になっており、パリは特にその問題が深刻化していました。その対策の一つとして実施されたのがこのレンタサイクル「ヴェリブ」です。

24時間年中無休で、路上ステーションから利用者自身が貸出・返却を行う、セルフレンタルの形をとっており、どこの場所からでも乗り降り自由なのが特徴です。
ステーションの数も導入時には750か所だったのが、いまでは1,500か所以上、約2万台の自転車が配備されています。しかもステーションは300m間隔を目安に設置されているので、まさにどこからでも乗り降りできるというわけです。利用は時間単位から1日~1週間~1年間などさまざまで、観光客も簡単な手続きで借りることができます。

パリはタクシーの数が少なく、タクシーに乗るために長時間並ぶことが多いといわれているので、観光の足としても注目されています。2007年から運用されたヴェリブは、開始後1年でのべ2,750万人が利用しており、世界最大の規模になっています。

利用が簡単で乗り降りに不自由がなく、本当に便利だからこそここまで浸透したのでしょうね。日本でも思い切った政策でレンタサイクルを広めてほしいものです。

 

日本の都市圏では公共交通機関の利用が多いですが、地方はほとんどが車社会です。一家に何台も車があり、すぐそこのコンビニも車で行ったりというのが普通になっています。 確かに車はとても便利な移動手段ですが、自転車には自転車でしか感じられない魅力があると思います。

日本は四季折々それぞれの季節にそれぞれの風が吹き、景色がかわります。そんな季節の移り変わりを身体全体で感じられるのも自転車の大きな魅力です。
これからは、ちょっとそこまでのおでかけには自転車をおすすめします。

これまで車やバイクを利用していた分のCO2を出さずに、さらに適度な運動にもなる自転車!この秋は自転車お出掛けで、心も体もスッキリをめざしてみてはいかがでしょうか。

投稿時刻 17:21 | 個別ページコメント(0)トラックバック(0)
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