渋谷に花を
この週末、1月19日は私が代表を務めるシブハナ(渋谷Flowerプロジェクト)の定例活動日でした。シブハナは毎週1回、土曜か日曜に渋谷駅周辺の4カ所にある花壇の花の世話をやっています。私も出張で出かけるなどの特別な用事がない限りは、この定例活動に参加するようにしています。この日は朝に大阪出張から戻り、そのまま活動に参加しました。
花を植え替える作業は年に数回しかないので、普段はまず、花壇周辺のゴミを拾い、花がらや枯れ葉を取り除きます。そのあと、特に春から夏にかけては雑草草抜き。地面が固まってきていたら表面を軽く耕す、農業用語で中耕と呼ばれる作業をすることがあります。そして最後に地面が乾いているときは水やりをします。黙々と作業をする訳ではなく、みんなでわいわいと話をしながら、楽しく作業をやっています。今日の活動には10人ほどが参加してくれました。
そのお昼ご飯の時に、初めて参加した私の友達が、休日にこういう活動をする人ってすごいなぁって思っているという話をしていました。私たちは、この活動を時としてボランティアという表現で説明しますが、「ボランティアに参加する人って何だか特別ですごい人だ」という印象を持っている人は少なくないようです。私たちの活動をちょうど上手く説明できる言葉がないのですが、いわゆる社会奉仕的な活動と私たちの活動は少し違うなと思っています。
参加者はそれぞれいろんな思いで参加していますが、街を美しくしたい。社会に貢献したいというような思いから参加しているというよりは、やっていて楽しいと思うので参加している感じなのです。例えば、いろんな人と出会うことが出来たり、お花が好きだったり、単にみんなでわいわいと集まって何かをやるのが楽しい…など。もちろん、結果的に私たちの活動が街を美しくしたり、街づくりや環境を考える場になっているのも事実ですが。やっていて楽しいから続けていけるし、人も集まるのだと考えています。しかし、楽しいといってもこの冬場の活動や夏の活動は、それぞれ寒さと暑さで、なかなか大変ではあります。特にこの日は風も冷たく厳しい寒さでした。
そんな厳しい寒さ、モヤイ像前の花壇と、明治通り横の宮下公園下の花壇で、キバナコスモスやコスモスが未だに花を咲かせています。通常なら晩秋には枯れてしまうはずです。東京大手町の観測所では平年より19日遅れで2008年1月2日に初霜と初氷を観測していますが、こちらではまだ霜が降りていないのか、枯れずに花を咲かせ続けています。東京の気象の変化は地球規模の温暖化よりも、ヒートアイランド現象などの都市化による影響が大きいと思われますが、これには本当に驚いています。1月も2/3が終わっていますから、このまま冬を越す可能性もありそうです。
結局、11時から始まったこの日の作業は16時に終了。昼食の時にすごいなぁという話をしていた初参加の私の友達も、とても楽しんでくれたようで、自分もまた参加したいと話してくれました(^-^)
〜追記〜
この日は読売新聞社の取材もあり、『東京の記憶 渋谷のモヤイ像 新島発「連帯」の心 街の顔27年広がる人と花の輪』という記事が1月21日に掲載されました。私たちの花壇があるモヤイ像に焦点を当てた記事です。ぜひご覧下さい。

